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本選考に向けてガクチカを見直そう

 

「就活の持ち駒をもっと増やしたい!でも通過するESのポイントがわからない」

本選考のエントリー受付が次々と始まり、そんなお悩みが増えてくる時期となりました。

 

今号では、ESの通過確率を引き上げる!ガクチカのチェックポイントをお伝えします。

 

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★チェックポイント1:「私がやったこと」にフォーカスしている?

 

まず、ガクチカの内容が「私の取組んだこと」が話の主役になっているか、チェックしてみてください。

 

「優勝を目指すため練習量を増加させた」「マネジメントを行い、仕事の効率をupさせた」etc、

大いに結構なのですが、所属組織の取組み紹介になっていないでしょうか?

 

企業がガクチカによって知りたいのは、『あなたが』やったことです。

表面的な組織レベルの施策だけではなく、その中で『あなたが』果たした役割こそを明確に記述しましょう。

 

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★チェックポイント2:シーンはちゃんと思い浮かぶ?

 

そのガクチカは、読んだ時に「描かれていることについて、シーンが鮮明に浮かび上がる」ものになっているでしょうか?

 

起こった出来事、取組むあなたの姿、具体的な苦労やその時のリアルな気持ち、周りや状況の変化…

こういったことが直感的に伝わらない場合は、そもそも内容自体が足りないか/文章の構造が不適切で内容が伝わりにくいかのいずれかです。

 

どちらのパターンなのかを判断して、修正しましょう。

ガクチカを誰かに一読してもらい、シーンが思い浮かぶか尋ねてみるのがおススメです。

(客観視できるのであればご自身でトライしても構いません)

 

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★チェックポイント3:結局言いたいことは何?

 

ここまでチェックした上で、改めてお聞きします。

「結局のところ、あなたのガクチカで伝えたいことはなんでしょうか?」

 

即座に一言で答えられない場合、ガクチカで伝えたい内容が絞れておらず、面接官が一読しても評価しづらいものになっている可能性があります。

 

特に、『あなたのどんな特性、性格を伝えたいのか』、この部分を重点的に見直して、伝えるべきメッセージを絞り込みましょう。

 

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いかがでしたでしょうか。

「できる」学生ほど、書きたいことが溢れて周辺情報が過多になり、

肝心の「あなたが果たした役割」「あなたの特性」が埋もれているガクチカを作りがちです。

 

企業ごとの求めている人材像などにも目を通した上で、今一度フォーカスを絞ってみてください!