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受験企業の持ち駒が無くなったらすべきこと

初回のES締切に対する通過連絡が始まり、「選考に進める持ち駒がずいぶん減ってしまった…」というケースがあると思います。

「手持ちの企業に一球入魂!」は玉砕必至です。以下の方法で持ち駒を増やしましょう。

 

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1.まず、とにかくマイページ登録を増やす

 

4月以降、多くの大手企業が「何の予告もなく、ひっそりと」マイページ登録の受付を終了します。

そうすると、学生側から企業にアクセスする手段がほぼ閉ざされてしまいます。

 

マイページに登録しておけば、自動的に追加募集などの案内が送られてきます。

受験時期は遅れてしまうことがありますが、忙しい4月でも小さな手間で実施できるのが魅力です。

「手当たり次第という勢いで」登録しておきましょう。

 

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2.今の志望企業と親和性が強い会社(同業他社など)の2次募集以降に応募

 

初回のエントリー締切が早くなっているため、6月の受験に間に合う締切がまだあります。

夏採用などを行う企業も増えています。

 

日系企業は「同業他社も受験しているか」で志望の本気度を見ますので、今の志望企業の同業他社を中心に2次募集(以降)に応募しましょう。

「いろんな業界から1社ずつチャンポンに受けている」と、「5~6月にもなって志望軸が定まっていない学生」と見られてしまいます。

気を付けてください。

 

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▼【就活Tips】政府系金融の面接で見られていること

 

今、政府系金融の選考は「リクルーター面談から後半の面接に切り替わろうかというタイミング」かと思います。

 

政府系金融の後半の面接で見られるのは、以下の2点です。

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1.社会構造の捉え方とそれに対する問題意識

2.日本への思い

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これらについて、知識よりもマインドを重視しています。

会計やファイナンスなど金融に特化した専門知識はさして重視されていません。

 

 

各行の問題意識・思いのありかの特徴は以下です。

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日本銀行    :世界情勢や政治・制度への関心(時事問題を問われることアリ)

国際協力銀行  :日本企業の国際競争力、資源やエネルギーへの課題意識(内閣官房の成長戦略に基づく)

日本政策投資銀行:日本の経済成長ビジョン(どんな産業を育成してどんな日本を実現したいのか)

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いずれにしろ、問われている「やりたいこと」=「どのような形で社会に寄与したいのか・どのような社会を実現したいのか」であると意識してください。

 

(ちなみに近年、日本政策投資銀行はグローバル戦略を強化しており、海外経験がアピールポイントになります。

海外志向の方は国際協力銀行を受験することが多いですが、併願してみてもいいと思います)